また部屋や寝具の湿気を乾燥させたり、寝ているあいだの換気などのために風通しも重要になる。
6畳間で夫婦2人が寝る場合、2時間に3回のわりで空気が入れ替わらないと新鮮な空気が得られないという。
和室ならこのくらいは自然換気で十分行なわれるが、気密性を売り物にした現代住宅では、額面どおりにとれば換気はゼロということになる。
気密性の高い住宅では、とくに換気に注意すべきである。
寝室には、できれば設計する段階から、収納壁やつくり付けの戸棚を考えたほうが便利だ。
押入れが一間あれば、半分は衣装ダンスにするなど、できるだけ壁面に凹凸をつくらない工夫をすると、すこしぐらい寝相が悪くても安心だ。
ところで欧米では、寝室の近くに、浴室、洗面所、トイレを置いている。
家族だけで使うプライベートな部分と他人を迎えるパブリックな部分を分け、プライベートな部分は寝室を中心にしてつくられているのである。
この考えは合理的で使い勝手もよいので、取り入れてみるのもよいだろう。
ただし、湿気や湯気に注意すること。
日本は世界一の長寿国となった。
今世紀末には、65歳以上の人の人口が全体の20パーセントを占める、という恐るべき高齢化社会の到来が予想されている。
そのころには私はおそらくオダブツになっているか、ヨイヨイのボケ老人になっているだろうから、きびしい老人社会の悲哀を味わわなくてもすむだろうが、ちょうどいまの20代半ばぐらいの諸君はたいへんだろう。
頭デッカチな人口構成のツケをもっとも背負わなくてはならないからだ。
このような予測を背景に、3世代の家族が同居する2世帯住宅というのが、クローズアップされている。
もっとも、私にいわせると、これは多分に住宅産業の政策的意味合いも強い。
住宅産業にとってはこのところ苦しい状況がつづいている。
かつて年間100万戸の建設で沸いたこの業界も、80年代半ばには100万台で定着してしまうだろうといわれている。
つまり家を新築する人が減ってしまっているのだ。
いま、30代前半ぐらいのサラリーマンには一戸建ての家を建てるのは相当むずかしい。
しかし、親がかりあるいは親の敷地でもあれば、可能性も出てくる。
そこにつけこんで、「2世帯住宅」などということで、そういう層にアピールできるからだ。
私は、本来なら老人になった時点で、社会なりガバメントなりがその面倒を見るべきだ、という考えなのだが、現実にはそれが実現されないでいる。
太陽光発電の説明のターゲットとなる見込み顧客は、その太陽光発電に興味・関心をすでに持っているのです。